【授業紹介】[保育内容総論Ⅰ]-真剣に遊んでみて考えよう- 子ども学科1年生(2024年5月21日)
子ども学科1年生の[保育内容総論Ⅰ]では、遊びの総合性についての理解を深める授業を展開しています。
2024年5月21日の第7回授業は、学生自身が本気で遊ぶ経験を通して「遊びによって、子どもたちに育まれることが期待できるのはどのようなことか」について考えることがねらいです。
=授業の流れ=
まずは、新聞紙1枚を使って、一人一人が1作品を折ります。
その後、学生が主体になって4つのチームに分かれ、まずは作品を紹介してからチームごとに作品を集結させて、リレー形式で自分の作品を持ってきます。(リレーを行うことをここで初めて学生は知ります)
チームでの対抗戦でしたが、負けたチームからもう一度対戦したいとの要望があり、今度は、持ってきた作品をまた元に戻すという内容で争うことになりました。
どのチームも作戦会議を開いて、走る順番を変えて2回目に挑戦です。2回目は、一人一人が1回目以上に全速で真剣に走っていました。
遊んだ後に、この遊びによって、子どもたちに育まれることが期待できるのは何かについて、“保育内容である5つの領域”のそれぞれを窓口に考えてみました。
入学して2か月足らずの1年生ですが、子どもは遊ぶことそのものが目的であるものの、その遊びによって育まれることがたくさんあることに気づき、遊びの魅力とその重要性について実感しているようでした。
文責:授業担当 奥山優佳
(写真掲載許諾済)