【授業紹介】[教育実習指導Ⅰ:実地体験学習]子ども学科1年生(2024年6月25日~28日)
「教育実習指導Ⅰ」は、実習の事前事後指導科目で、1年前期は事前指導を行っています。その中で、付属幼稚園にて園の環境を中心とした見学を行いました。そして、今回は、本学の系列である社会福祉法人敬愛信の会の「上山あい保育園」にて実地体験学習を行いました。学生は4グループに分かれ、1グループ1日(約2時間)、子どもたちと実際に触れあいながら、子ども・保育を実感してきました。
以下は、実地体験学習を終えての学生のコメントです。
「(0,1歳児配属)最初はとても警戒されて近づいてくれなくて、言葉も話せないのでどうしようかと思ったけどエプロンの刺繍を見せたり笑顔でいることを心がけて沢山話しかけていたら、水遊びの時に私の動きを真似したり言葉を真似したりしてくれて嬉しかった」
「(2歳児配属)まだしっかりと言葉が言えない子がたくさんいたけど頑張って伝えようとしてくれているところがとても可愛かった。自由遊びのときも水遊びのときも子どもたちから近寄ってきてくれて手を引いてくれて一緒に遊んだ。一人の子は水遊びのときに葉っぱに水をかけてあげたらおいしいー?と言葉をかけてあげていて植物の気持ちになって言っていることがとてもすごいことだなと思った」
「(3歳児配属)外遊びが終わったあと、中で遊んだ時に、複数の子どもに絵本を読んでと頼まれたのですが、次の本を読んでくれるのを待つ子どもが寂しく待っていることがあって、その時の対応が難しかった。他にも、何か一つのことをしていると複数の子が寄ってくるので、その時のみんなへの対応を考えていきたい。」
「4歳児さんはお話も上手で、話しかけてきてくれたり、先生何して遊ぼうとか子どもから遊びの提案をしてきてくれて、4歳児さんになると自分で遊びを提案して言葉やルールを理解したり自分たちでルールを作ったりしていてすごいなと思いました。」
「(0,1歳児配属)担任の先生方が常に情報を共有していたり、配置を確認したり伝えていたりしていました。未満児を保育するにおいて、様々な危険があります。細かい保育者の配置の伝え合いや情報共有はすごく大事なことだと思いました。」
文責:授業担当 佐東治