令和6年度「未来に伝える山形の宝」事業 南山形再発見 講座1 講演「山形のまちとイザベラ・バード part2」を行いました
東北文教大学・南山形地区創生プロジェクト委員会は、9月21日(土)南山形再発見 講座1として、南山形コミュニティセンターにおいて「渋谷光夫」氏を講師に、「山形のまちとイザベラ・バード part2」の講演を「バードと「時間・空間」の共有」をテーマに行いました。昨年11月の「バードの魅力,アルカディア街道の魅力」に引き続きの第2弾です。
講座では、当時イザベラ・バードがたどった「越後米沢街道・十三峠」「黒沢峠」「ロマンチック街道(金山町)」などが、現在多くの広報パンフレット等で紹介されていることや、令和2年3月に山形市立病院済生館正面入口に「イザベラ・バード顕彰碑」を設置したとの紹介がありました。この、顕彰碑は渋谷氏が中心となり設置したもので、「イザベラ・バード」が当時山形市を「文明開化最先端のまち」と称賛したことや、「バードが実際見た旧済生館本館は貴重な歴史的遺産である」などという市民・県民からの声を聴いて山形市に設置したものであると講演しました。最後に、渋谷氏が「文化財保護活用と景観持続」について、「山形の良さを誇りと自信をもって次世代に繋いでいこうと思う。」と話されると、大きな拍手が沸き閉会となりました。
当日は、雨の中参加した45名の方々から「街道を是非歩いてみたい。」「顕彰碑の価値を知ったので、顕彰碑を訪ねてみたい。」などの感想が寄せられました。
写真:使用承諾済み
文責:地域連携・ボランティアセンター