【地域言語コミュニケーション演習】方言調査を実施しました
2024年11月23日(土)、人間関係学科授業「地域言語コミュニケーション演習」の方言調査を行いました。
本科目は、日本語学の中でも方言の調査のしかたについて学び実践するもので、人間関係学科の2~4年生が受講しています。
2年ぶりに、地域の協力者の方に直接お話しを聞く機会に恵まれました。
今年度は、方言支援ツールのひとつである「方言身体語彙図」(山形市版)の作成を目標としています。
受講者は事前に言語地図や辞書などを参考に体の部位の言い方を予し、準備して調査に臨みました。
当日は、会場の南山形コミュニティセンターに地域協力者10名、受講学生16名が集まり、3班に分かれてお話をうかがいました。
体の部位の言い方以外にもたくさんの言葉や言い方を教えていただきました。
方言の資料や、民俗的な風習の紹介として実際に家で作っている「皿結び」(藁で作った神様のお膳。おふかしを乗せてお供えする)を持ってきてくださった協力者の方もいらっしゃり、学生にとって貴重な時間となりました。
2月には、地域の皆様をお招きして、報告会を開催する予定です。
報告会に向けて、データ整理や発表資料作成などの準備を進めていきます。
文責:人間関係学科
※写真掲載許可取得済