令和5年度「未来に伝える山形の宝」事業 東北文教大学・南山形地区創生プロジェクト委員会が再始動しました
5月24日(水)、本学においてプロジェクト委員会を対面形式では3年振りに行いました。須賀学長の「コロナ禍で中止されていた公開講座の再開について、大学として今後も地域に生きる人材を育成していきたい」との挨拶の後、須藤プロジェクト委員長から「引き続き大学と地域が連携し、地域の良さを再確認する活動をしていきたい。埋没林についても、より多くの方に知っていただくための機会を作っていきたい。」との挨拶がありました。
令和4年度の経過報告として、「南山形に埋もれる氷河期の埋没林」のDVD制作完成や、谷柏田植踊の発表を4回行ったことなど、本学の地域連携・ボランティアセンター長の菊地和博先生から報告を受けました。また、新会員5名の紹介後、令和5年度事業計画について各実践プランのグループに分かれて意見交換をしました。
意見交換の結果、「秋頃に南山形地区の人を対象にバスツアーを計画してはどうか」「完成したDVD上映会などの講座を企画してはどうか」「谷柏地区の甲箭神社で行う谷柏田植踊の公演など、谷柏田植踊を学生と地域との交流の場としていくことはどうか」などの企画が提案されました。
写真使用承諾済み
文責:地域連携・ボランティアセンター
※ 「未来に伝える山形の宝」事業とは、平成28年4月から本学と南山形地区が共同して南山形地区に根づく文化財(文化資源)を積極活用して地域連携を目指すことを目的として始めた事業です。 南山形地区には、2万年以前の氷河期時代の「埋没林」や、県指定津金沢の「大スギ」の巨木、縄文時代や弥生時代の遺跡、県指定の谷柏古墳群など多くの文化財(文化資源)を有していいます。