「手話っち」のクリスマス会
12月8日(日)山形市東部公民館にて、市民団体「手話っち」のクリスマス会に参加させていただきました。
昨年に引き続き、今年で3回目の参加となりました。
今年度は、手話っちのオリジナル物語『浦島ゆら太郎』の手話劇にナレーターとして出演したり、山形聾学校の幼児児童と一緒に、山形西高校のJRC部が企画したゲームに参加したりしました。昨年より人数も増えて50名ほどの参加者があり、当日は山形新聞の取材も入りました。
手話劇『浦島ゆら太郎』は浦島太郎をリメイクしたもので、誰のものかわからない玉手箱を開けると年老いたサンタクロースになってしまうというお話で、知らない人から物をもらってはいけないことを子どもたちに伝える内容でした。昨年度以上に、手話っちの皆さんのメイクや衣装に力が入っており、ユーモア溢れる、笑顔のたえない劇でした。
その後、本学手話部は、「Believe」を手話歌で披露しました。続く山形西高校のJRC部は、ジェスチャーピクチャーゲームを企画し、大人も子どもも手話を通して表現することの楽しさに触れることができました。
山形聾学校の皆さんの笑顔を見て、みんなで企画を作り上げる喜びを感じました。このような機会をいただいた「手話っち」の皆さん、ありがとうございました。
クリスマス会に参加して 人間関係学科1年 佐藤明日香
手話でたくさんの方と交流したいと思い、クリスマス会に参加しました。当日は、手話歌で「Believe」と手話っちの皆さんが披露した浦島太郎の手話劇のナレーターをしました。わからない手話表現もたくさんありましたが、聾学校の先生や手話っちの方々に教えていただき、貴重な経験になりました。また、プレゼント交換や山形西高校JRC部が企画したジェスチャーピクチャーゲームで、参加した皆さんが障害の有無に関わらず、楽しくコミュニケーションを取っている姿を見て、自分から積極的に話せるようにこれからも手話の勉強を頑張っていきたいと感じました。
文責:手話部 菊地果凜、三上葵音、顧問 杉中拓央