お知らせ

2022年度 本学系列5園との意見交換会を行いました

 東北文教大学幼児教育研究センターが主催する「2022年度本学系列5園との意見交換会」を7月28日(木)にオンラインにて開催しました。
 東北文教大学付属幼稚園、社会福祉法人敬愛信の会上山あい保育園、かほくあいこども園、(指定管理)東根市立東部こども園、(指定管理)村山市はやま認定こども園の5つの系列園の園長先生、主幹や主任等の先生、本学幼児教育研究センター委員、合わせて15名が出席しての実施となりました。
 幼児教育研究センター長の挨拶の後に「コロナ禍での行事の見直し」についての情報交換や意見交換を行いました。具体的には、入園式、卒園式、保育参観、運動会、発表会など、保護者の方の参加や出席のある行事の持ち方の工夫が特に話題となり、年次やクラスごとの開催方法の工夫や、行事としてよりも普段の保育において遊びとして展開していいた事例などが出されました。また、行事の取り組みの工夫だけではなく、行事の意味(ねらい)を明確にすることの大切さ、行事を通した子どもの育ちを考察・確認していくことの大切さ、普段の保育における子どもの育ちの保障の大切さなども話題となりました。
 新型コロナウイルスの感染状況によって、行事のみならず、普段の保育の活動内容や活動範囲に制約がある中、感染対策を工夫しながら保育を展開し、そこで見られる子どもの育ちを保護者の方にもお伝えしている工夫について、機会があればぜひお聞きしたいという意見も出されました。
 なお、毎年実施しております本研究センター主催の「保育実践研究会」につきまして、今年度は11月26日(土)の午後にオンラインで開催する予定でおります。ここでは、子どもの育ちの見取りと、それを保護者にお伝えする工夫について研究に取り組んでいる系列園の発表もございますので、この場をお借りしてお知らせいたします。


文責:幼児教育研究センター長 奥山優佳
(写真掲載許諾済)