基礎演習ⅡBフィールドワーク成果発表会(1)
12月6(木)に基礎演習ⅡBフィールドワーク(11月1日実施)の成果発表会が行われました。グループ発表の形を取り、歴史文化系、比較文化系、地域社会系の3系列毎に、フィールドワークでお世話になった地域の方々などをお招きして実施しました。発表後には参観者からコメントやご意見を頂戴し、学生にとっては実りの多い時間となりました。
以下、学生より寄せられたコメントを系列毎に紹介します。
(1) 歴史文化系
出羽三山信仰について理解することを目的とし、出羽三山神社合祭殿や大井沢大日寺跡などで調査活動を行いました。詳細はこちら。
(総合文化学科1年 髙橋郁人さん)
それぞれの班が独自のテーマを掲げる中、私たちの班は山形県西川町の大井沢に現存する寺院『大日寺』について調査をすることに決定しました。収集した情報を聞く側に分かりやすくまとめるのが一番苦労しましたが、班の仲間の協力もあり、発表を無事に終えることができました。
発表を終えて、大日寺の過去と今の姿、創設や復興に関わる人物のことなどの知識を深めることができました。それと共に、準備にあたって支えてくれた仲間や、発表に参加してくださいました聞き手の皆様方への、感謝の気持ちが芽生えました。充実した内容で授業を終えることができましたが、ただ終わるだけでなく学んだことを他のことに繋げていきたいと考えています。
(総合文化学科1年 薄井伽菜子さん)
私たちの班は「大日寺跡」について調べ、発表しました。授業内で、明治36年に起きた出火により建物のほとんどが焼失したということは聞いていたので、フィールドワークで実際に大日寺跡を訪れたときは、「もし出火が起きていなかったら、建物はどのくらいの大きさであったのだろうか」と考えました。
フィールドワークをしてから発表までの期間は短く、放課後に集まって準備をしなくてはいけないほど時間に追われました。発表は無事に終わりましたが、グループで発表する大変さ、他人任せにしないこと、そしてこういう時こそ「役割分担」が大切だということも学びました。
「基礎演習ⅡBフィールドワーク成果発表会(2) 」に続きます。