お知らせ

H27年度基礎演習ⅡBフィールドワーク成果発表会

 12月4日(木)に基礎演習ⅡBフィールドワーク(10月30日実施)の成果発表会が行われました。グループ発表の形を取り、歴史文化系比較文化系地域社会系の3系列毎に、フィールドワークでお世話になった地域の方々などをお招きして実施しました。発表後には参観者からコメントやご意見を頂戴し、学生にとっては実りの多い時間となりました。
 以下、学生より寄せられたコメントを紹介します。
・高梨美幸(総合文化学科1年)
 各班の発表は、パワーポイントの内容や話し方がリハーサルの時よりもわかりやすく改善されていて、とても良かった。山形県民として、県内にある湯殿山行者の即身仏や羽黒山伏の修行、そして精進料理の解説やそれを食べられる店の紹介など、いろいろなことを知ることができて勉強になった。
 私は大日寺跡(現湯殿山神社)について調べたが、調べが進むにつれてかつての人々の努力と信仰の強さをひしひしと感ずることができた。また、飢饉の時代は食べ物を満足に食べられないことが多かったことを改めて知ることができ、食事が満足にできる現在に感謝の気持ちでいっぱいである。
・宋 智妍(総合文化学科1年) 
 外国人へのインタビューという学習を通して、国によって様々な考え方があることがわかりました。なぜそのような考え方をするようになったのかは、その国の文化はもちろん、その人自身がどのように育ったのか、または時代背景などが関係しているのではないかと思いました。
 これから自分とは違う考えを持つ人がいたとしても、国が違うからという理由だけで決めつけるのではなく、その人自身の背景、どんなものに影響を受けて育ったかなど、その人自身を見つめることが重要なのだと感じました。
・生田智美(総合文化学科1年)
 発表会で各班の発表を聞き、私たちの班が気付かなかったことについて考えさせられた。例えば言葉の連想調査で他の班が「普通」ということばを取り上げていたが、そこから得られた回答からいろいろな発見があり、いいアイデアだと思った。
 また、私たちの班でインタビューを行ったニュージーランド人のローズさんが発表を見に来て下さり、お褒めの言葉を頂き嬉しかったし、励みになった。
 今回の比較文化研究を通して、「異文化」だからといって構える必要がないということを学んだ。
・大場 和瑛(総合文化学科1年)
 今回の私たちのクラスのテーマは「これを見れば、大井沢の魅力がわかる冊子をつくる」ということでした。また、発表会では、作成した冊子の特徴や具体的な工夫を発表し、大井沢郵便局長でいらっしゃる志田浩一さん、また、二年生の先輩の方々からコメントを頂きました。
 作っている時点では気づかなかった更なる工夫や訂正箇所、また、大井沢の魅力をどのように伝えるかについての改善点など、ゲストの方、先輩方からのコメントで多くを気付かされました。また、他班の発表からも参考になる点が多く、よい勉強の機会になったと思います。指摘された点、気づいた点をもとに、冊子を完成させたいと思います。
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