キャリア発達支援研究会大会に参加しました
12月10日、キャリア発達・キャリア教育を考える「キャリア発達支援研究会」の年次大会がオンライン開催され、子ども教育学科において特別支援教育を学ぶ3年生7名が参加しました。当日は全国から245名の学校教員・支援職・研究者・学生等の参加があり、子どもたちのより良い学びや生活について語り合いました。
このうち、分科会「障害のある幼児・児童のキャリア発達」においては、本学の教員が企画者となり、元保育士・教員の尾島幼子先生と、言語聴覚士の志磨村早紀先生に、それぞれ幼児・小学校段階の特別なニーズのある子どもについて、ご経験に基づいた講演を頂きました。続くグループディスカッションでは、学生7名が各班にわかれてファシリテーターを務め、各講師の問いかけに対する答えを小グループ内で議論したのち、全体会で発表・共有を行いました。7名の学生はいずれも教職をめざしており、この道の先輩にあたる現職の先生方をはじめ、多様な参加者の視点・考え方に触れ、学びを新たにすることができました。
【感想】
子ども教育学科3年 冨澤 美恵
「ファシリテーターとして運営に携わってみて、オンラインならではの難しさを体験することができました。初対面の先生方との意見交流の場で進行役を務めるのはとても緊張したし、音声遅延などで少し戸惑ってしまった場面がありました。しかし、優しい先生方のおかげで焦ることなく進行ができ、グループにいらっしゃった全員の先生方から意見を聞くことができ、意見交流をすることによって自分にとっても深い学びとなりました。」
子ども教育学科3年 林 陽歩
「2人の先生のご講話で話題にあがったことは、特別支援教育だけに限ったことではないと思いました。これから教育に携わっていく中で必ず考えていかなければいけないことだと思うので、自分ならどうするかを考えるいい機会になりました。話し合いは、焦ってしまった場面が何度かありましたが、全く知らない人同士で話す機会はこれまでなかったので、いい経験になりました。」
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文責:子ども教育学科 杉中拓央研究室