シラバス

基礎演習Ⅱ

開講年次：1年次

卒業：必修　　介護福祉：必修

開講時期：後期　授業形態：演習　授業回数：15 回　時間数：30 時間　単位：1 単位

熊　谷　義　隆

■ 科目のねらい
この科目は現代福祉学科の３つのディプロマ・ポリシーを身につけることを目標に設置されたカリキュラム・ポリシー「
基礎的人間教育を行い、豊かな人間性及び柔軟な思考力を培うための土台を養う」ための科目である。
短期大学の基礎的人間教育として、口頭及び文章での表現そして明治大正から現代までの歴史の知識を持つこと、そして
それらを踏まえて、問いを立て、調べ、コミュニケーションやプレゼンテーション能力のの向上につなげることをねらいとする。（ＤＰ中項目③⑧）

■ 授業の概要
　短期大学の基礎的人間教育として、口頭及び文章での表現そして明治大正から現代までの歴史の知識を持つこと、そし
てそれらを踏まえて、問いを立て、調べ、コミュニケーションやプレゼンテーション能力の向上につなげることを目指します。具体的には、次のことを行います。
①表現力の基本を理解し、口頭でのプレゼンテーションや文章で実践できる。
②それを他の授業や行事で応用できる。
③歴史への理解とお年寄りを理解するための暮らしの歴史を理解し、身近な課題との関連に気づき、表現することができる。。

■ 達成目標・到達目標
①話し方の基本を理解し、必要な情報やツールを活用してプレゼンテーションができる。
②文章を読解する力を身に付け、文章作成の基本を理解し、自分の文章作成で実践することができる。
③社会人として必要な歴史的知識を身に付ける。
④歴史的知識を踏まえて身近な課題との関連に気づき、コミュニケーションすることができる。

■ 単位認定の要件
　①～④の合計で60点以上を獲得すること。

■ 単位の認定方法及び割合
授業内試験：50％　授業内活動：50％

■ 授業計画

第1回ガイダンス

　授業のねらいと概要、そして方法をわかりやすく説明します。

第2回プレゼンテーションの方法１

　基礎演習Ⅰで学んだことを再確認した上で、人前で話す時のの原稿作成のポイントと、実際に話す時に意識すべきことを学びます。

第3回プレゼンテーションの方法２

　人前で話す時の準備として必要な、話す材料の集め方と内容の組み立てについて学びます。

第4回プレゼンテーションの方法３

　プレゼンテーションに必要なツールの活用方法について学びます。

第5回映像と文献による理解１

　お年寄りの生きて来た時代を映像と文献で学び、コミュニケーションを取るのにどのように活用したらよいか、自ら問を立て、調べてみます。一回目は、明治・大正から昭和初期（1940年まで）を対象にします。

第6回映像と文献による理解２

　お年寄りの生きて来た時代である戦中・戦後（1951年まで）を対象に、映像と文献で学び、コミュニケーションを取るのにどのように活用したらよいか、自ら問を立て、調べてみます。

第7回映像と文献による理解３

　お年寄りの生きて来た時代である戦後復興から高度成長期そして現代までを対象に、映像と文献で学び、コミュニケーションを取るのにどのように活用したらよいか、自ら問を立て、調べてみます。

第8回映像と文献による理解４

　お年寄りの生きて来た時代と暮らしについて、歌について着目し、童謡と唱歌について、メディアや文献を活用して学び、コミュニケーションを取るのにどのように活用したらよいか、自ら問を立て、調べてみます。

第9回映像と文献による理解５

　お年寄りの生きて来た時代と暮らしについて、今回も歌に着目し、歌謡曲について、メディアや文献を活用して学び、コミュニケーションをとるのにどのように活用したらよいか、自ら問を立て、調べてみます。

第10回映像と文献による理解６

　お年寄りの生きて来た時代と暮らしについて、スポーツと遊びに着目し、メディアや文献を活用して学び、コミュニケーションをとるのにどのように活用したらよいか、自ら問を立て、調べてみます。

第11回映像と文献による理解７

　お年寄りの生きて来た時代と暮らしについて、食べ物に着目し、食文化や食環境の変化についてメディアや文献を活用して学び、コミュニケーションを取るのにどのように活用したらよいか、自ら問を立て、調べてみます。

第12回プレゼンテーションに向けて

　お年寄りの生きてきた時代と暮らしについて、これまで学び、問いを立て調べたことを基に、どのようなテーマでプレゼンテーションをするか、整理します。

第13回プレゼンテーションの実施１

　お年寄りの生きてきた時代と暮らしについて、どのようなテーマで、どのようにしてコミュニケーションを取るかをテーマに、プレゼンテーションを行います。

第14回プレゼンテーションの実施２

　お年寄りの生きてきた時代と暮らしについて、どのようなテーマで、どのようにしてコミュニケーションを取るかをテーマに、プレゼンテーションを行います。

第15回プレゼンテーションの実施３

　お年寄りの生きてきた時代と暮らしについて、どのようなテーマで、どのようにしてコミュニケーションを取るかをテーマに、プレゼンテーションを行います。

■ 時間外学修
　授業の中で指示するプレゼンテーションの準備や、課題として提示する文章の作成、そして授業で行った内容の理解、
これが授業外に必要です。目安時間：各回約1時間　

■ 課題に対するフィードバック
回収した課題については、返却時に簡単な添削を行う。

■ 使用テキスト・教材
　プリントを配布します。

■ 参考文献等
富澤カネ著『想い出のままに』　＊著者は本学創設者です。入学時に配布されますので、購入の必要はありません。

■ 備考

2021年度 シラバス 短期大学部 現代福祉学科

2021年度　シラバス　　短期大学部　現代福祉学科