「あそこの家ならあそこの家と家柄が合う」などと、目配り気配りしているおばあさんがいた。その人が仲人役として、両家の間を取り持っていた。結婚の相手が決まるまで面倒をみてくれていた。
結婚式
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民俗 | 2013d_honma_お見合い結婚.mp3 |
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08AM:恋愛なんてなはなかったさ。恋愛ばすったらよ、ほんとい集落がらはじけもんされる村はじきじゃねえけどよ。ほんとい、おがしげな目で見られっけよ。 15TK:んだがら、今もそれでねえ、あのー結婚できない40代の男性の方がいっぱいいるわげだ。農家の人とかね。ちょっとおどなしいどは、ねえ、結婚しねで一人でいる人がいっぱいいるわげだ。だがらそれをなんとかすらんなねって言って、えー、県でも?なんっちゅーの?仲人みでーなの、 08AM:婚活な。 15TK:婚か、、ああ、婚活っていうんだねーそういうの。それもわがらねんだ。婚活。うん。の手助けをやってるわげでしょ。だがら昔はそーいうふうにして、うん。仲人役っちゅーのがいだのねえ。 08AM:仲人ばんちゃん、仲人じんちゃん、しんもに(?)回ってだっけもんね。 15TK:うん。うん。んだねえ。 08AM:嫁さんがいねどが、嫁さんもらわんねどさよ、ほんっといまじめに来っけよ。 15TK:んだねえ。 08AM:ほんといね、冗談じゃなぐね。 15TK:決まるまでしてけるわげだがら。 イ:いやだあーーー・・ 08AM:いやだあーって言わねで、ほんとのごどだずー。んだがら自分のほんって好ぎな人、100%好ぎな人どなんて一緒ならんねがったべえ。ほんて義理でよ、義理でこうさっだ人も止んだやんださっだ人もいるど思うよ。いや、絶対やんだではダメだけどよ。ある程度ね、いいあんばいなっど、親同士であど決めっから。 |