南山形ことば集 「な行」

何とまあ。

何の彼のと云っても。

台所。流し台。

泣きみそ。

泣虫。

なげる
音声スクリプト

捨てる。

いなご。〈なんご〉とも。

なして
音声スクリプト

どうして。

苗代。〈なっしょ〉とも。

なにをする。〈なずぃする〉とも。

返済をする。「なすな(返すな)」「なしてけろ(返して下さい)」「なせ(返せ)」

どうにかして。

目、涙。

ちまき。

何かといえば。

青菜漬。

何をしてますか。

全然。「なにむぎわがてねな(全然わかってないな)」

仏を拝むこと。育児語として用いる。大人は〈なまんだ〉という。

仏を拝むときの唱えことば。育児語として用いる。大人は〈なまんだ〉という。

なめくずら
音声スクリプト

なめくじ。

いなご取り。

なんだろう。

なんぼ
使用度音声スクリプト

①金額を数える意味の、どれくらい。「なんぼがな(いくらかな)?」「なんぼだっす(いくらですか)?」②物を数える意味の、どれくらい。

二人称として用いる。〈おまえ〉より待遇度が低く、目下の者に使う。「にさ、何しっだ(お前、何したんだ)!」

太い荷綱。ロープ。

玄関。

にょにょ
音声スクリプト

文字。育児語として用いる。

突然に。急に。「にわがにゆうな(急に言わないで)」

にぎやか。

振り上げる。「まさがりば、ぬしゃげておどがした(まさかりを振り上げて脅かした)」

盗み食い。

ぬすむ。

ぬだぐる
音声

塗る。

腹這いになる。〈のだばる〉とも。

力を入れてふんばる。

吹き出物。

難門になる。

眠い。

煮え立つ。〈にだず〉とも。

少しも気にしない。ねっから苦にならぬ。

力を入れる。

根のきわ。

丁寧な。丹念な。念入りな。

執念深い。

ねっぴ
音声

けち。けちんぼ。〈ねっぴり〉とも。

けち。けちんぼ。〈ねっぴ〉とも。

しつこい。しっつこい。

ねちくち。

粘ばっこい。

①寝ぼける。②眠りつけず、ぼーっとする。

ねむい。

ねぎ。

人参。

軒下。

腹這いになる。〈ぬだばる〉とも。

どうにもならない。

いつもいつも。始終。