とんぼ。〈あっけ〉とも。
お兄さん。青年。弟。
ズボン、シャツの物いれ。ポケット。
うるかす。水に浸す。
おし。〈あっぱ〉とも。
買う。お店に入るときに、子どもが用いる掛け声。〈かーうー〉とも。
これ。こいつ。「かえずすっだえ(これがしたい)」
かきむしる。爪を立てる。爪で傷つけられる。
裏返し。
とかげ。
かきまわす。
一向気にかけないこと。
気が揉める。いらいらする。「きもめるたらない」
垣根。生垣。
順番が最後の人。一番うしろ。どんじり。
笑い上戸。
くすぐったい。
疲れる。体調不良。疲れて苦しい。
今夜。
差し支えない。
障子。
①小魚。②一人前で無い人。
家に備え付けてあるお風呂(五右衛門風呂などではなく)。
唾。
そうしたら。
しばらくぶり。久しい。〈ししゃっすえ〉とも。
知らない。「しゃねず(知らない)」「しゃねがず(知らないか)」
はずかしい。
お金。〈じぇね〉とも。
あばた。
玄関。〈じょうぐづ〉とも。
上手だ。
水面に張る氷。「すがはった(氷が張った)」
ころぶ。ころがる。転倒する。
洗った皿などの水を切る。
祖父。じいさん。おじいさん。
催促。
忙しい。
便所。大便所。〈しぇんつ〉とも。
傷める。他動詞として用いる。
田んぼがあって米を作っている人はやるかもしれないが、買ってまではしないのでは?(08AM)
探す。
驚く。
醤油屋。
巻きを割ったりするときに使う、ナタのような刃物。〈ちゅいな〉とも。
ひたい。
玄関。
どのように。
①建物を建てるときなど土台石(どだいせき)の基礎を固める地固め作業。②胴突き。
塗る。
けち。けちんぼ。〈ねっぴり〉とも。
末っ子。〈ばっつこ〉とも。
めんこ。
冷たい。
蛙。〈べっき〉とも。
せいろで蒸して(ふかして)作ること。赤飯を〈おふかす〉。
拗ねてふくれた人。
女の子たち。
おしゃべり。「へらから言うな(黙っていろ)」
牛。
全部。「あの人、財産ぺろっとなくした」
そんな。「ほだなごどあっかえ(そんなことあるか)」、「ほだないらね(そんなものいらない)」
払い落とす。ふるい落とす。
へそくり。
履物等の底につく雪。「ぼっこつく(ぼっこが付く)」
丸坊主。「ぼんつこにする(丸坊主にする)」
食べる。
まぶしい。
目。眼。涙。
ごはん。「ままかえ(ご飯を食べなさい)」
見たくない。可愛くない。
もどる。曲がる「あそこむずて(あそこ曲って)」
強情。
寝言。
縄のタワシ。
かわいそう。〈むずこえ〉とも。
おにぎり。焼きおにぎり。〈やぎめす〉とも。
めちゃくちゃに散らかっている様子。
やわらかい。
濡れて嫌だ。湿って気持ちが悪い。冷たい。
少年。
良い塩梅。適切、適当だ。
不良。与太公。
雷さま。かみなりさま。
悪い人。ろくでなし。
若衆。下男。
そうかも。
そうですよ。
生まれて1年目にする。家でついたお餅を風呂敷で包み子どもに背負わせる。子どもはお餅の重みで後ろにひっくり返ったり、ふらふらとする。08AMさんのところではまだしている。
千歳飴は昔はなかった(18KTさん)。18KTさんの子どものときにはあった。みんなが神社に行くわけでもなく、着物を着たわけでもなかった。自由だったらしい。(08AMさん)貧富の差もあった、貧しい小作人の家は地主の家に「あんにゃ」となった。
戦後、女性は見下げられていた。(08AM)実家に帰った時は裏口から入らなければならなかった。また、正月泊まりに行ったとき親が送ってきてお土産を持って顔を出していく。(18KT)
立志式はなかった。成人式はあった。内容は今と同じようなもの。山形は市役所で行われていた。女性は着物(振袖)を着ていた。(08AMさん)成人式はなかったし着物は着れなかった。袴。(18KTさん)着物ではなくスーツを着ていた。振袖はめったに見られないもの。今とは違い厳かな式だった。(15TKさん)
厳かな雰囲気。女性は振袖を着た。(08AMさん)もう少し昔はスーツで振袖は滅多に見られなかった。(15TK)18KTさんの時代は行われ無かった
夜回りしたり結婚式を手伝う(08AM)消防は16歳~32歳まで。10年間すると市役所から感謝状をもらう。(08AM)tt
中学校を卒業すると、長男は消防団に入る(08AMさん)。16歳から36歳まで入団し、10年務めると市役所から感謝状が出る。高校に進学する場合は免除されるが、その旨をお願いしなければならない。お願いの際にはお酒を2升持っていく。ただしこういう風習は地域によって違う(18KTさん)。女性は入らない。
若者組とは消防署(18KT)。中学校を卒業するとすぐに長男は消防(自治団)に入らなければならない。高校へ入学した場合は三年間入らなくてもよいが、その際には2升持ってお願いしに行く。(08AM)ただし集落によって風習は異なる(18KT)女性は入らない。(18KT)
貧しい小作人の家は地主の家にあんにゃ(兄)となり米などを貰ってきていた。そのくらい地主と小作人には差があった。(08AM)白米の弁当を持っていくと恥ずかしい時代。米がとれる人は白米を食べる。変に思われないよう大根の葉を白米の上に乗せ持って登校していた。(18KT)